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JPG と JPEG の違い:中身は同じ、拡張子の文字数だけが違う

JPG と JPEG は同じ画像形式で、違いは拡張子(ファイル名の末尾)の文字数だけです。画質も容量も、開けるソフトもほとんど変わらず、名前を付け替えても中身は書き換わりません。本当に違うのは、JPEG と PNG・WebP のような別の形式です。写真は JPEG、透明や文字の多い図は PNG、Web に載せるなら WebP が目安になります。

公開日: 2026年10月10日執筆: Karuzip 開発チーム(編集方針)

この記事について
公開日
2026年10月10日
執筆
Karuzip 開発チーム

写真ファイルの名前を見ると、.jpg と .jpeg が混ざっていて、別の形式なのか気になることがあります。結論から言うと、どちらも同じ JPEG 形式です。このページでは、拡張子が二通りある理由、名前を付け替えたときに起きること、PNG や WebP との本当の違いと使い分けを説明します。

先に答え
  1. .jpg と .jpeg は同じ形式。 名前を付け替えても、画質や中身は変わりません。
  2. .png の名前を .jpg に変えても、JPEG にはならない。 中身は PNG のままなので、形式を変えるには変換が必要です。
  3. 形式の選び方。 写真は JPEG、透明や文字の多い図は PNG、Web に載せて軽くしたいなら WebP が目安です。

JPG と JPEG の違いの早見表

項目.jpg.jpeg
画像の形式JPEGJPEG(同じ)
画質・容量名前では決まらない名前では決まらない
拡張子の文字数3 文字4 文字
Web での種類名(MIME タイプ)image/jpegimage/jpeg
名前を付け替えたとき中身は変わらない中身は変わらない

JPEG という名前は、規格を作ったグループ Joint Photographic Experts Group の略です。このグループの公式サイトでは、JPEG 1 は ISO/IEC 10918 として 1992 年に作られた規格群で、中心となる第 1 部(ITU-T T.81 と共通)が圧縮の方式を定め、第 5 部が JFIF というファイルの形式を定めると説明されています。拡張子の文字数は、この規格の違いではありません。

名前を付け替えるとどうなるか

拡張子は、ファイルの種類を示すファイル名の一部です(Microsoft サポート「Windows の一般的なファイル名拡張子」)。名前を変えても、画像のデータそのものは書き換わりません。そのため、次のように分かれます。

.jpeg を .jpg にする(またはその逆)

問題ありません。同じ JPEG のまま名前だけが変わります。提出先が .jpg だけを受け付けるときは、この付け替えで足ります。

.png を .jpg にする

形式は変わりません。中身は PNG のままで、開けないソフトや、拒否するアップロード先があります。変換が必要です。

.webp を .jpg にする

こちらも同じで、中身は WebP のままです。JPEG として扱いたいときは、書き出し直します。

拡張子が表示されない

エクスプローラーの「表示」→「表示」→「ファイル名拡張子」にチェックを入れます(Windows 10 では「表示」タブの「ファイル名拡張子」)。名前の末尾が見えるようになります。

JPEG・PNG・WebP の違い

形式として違うのは、JPEG と PNG・WebP のほうです。画像の保存の仕方と、透明に対応するかどうかが主な差になります。

項目JPEGPNGWebP
圧縮の方式非可逆(細部の一部を捨てて小さくする)が一般的可逆(元の画素をそのまま保つ)非可逆と可逆の両方
透明非対応対応対応
向いている画像写真文字・ロゴ・図・画面の撮影Web に載せる写真や図
気をつけること保存し直すと画質が少しずつ下がることがある写真では大きくなりやすい送り先やソフトが対応しているか確かめる

PNG は W3C の仕様で、圧縮しても元のデータを復元できる可逆の形式、アルファ(透明度)にも対応すると定められています(W3C「PNG Specification (Third Edition)」)。WebP は Google が公開している形式で、非可逆と可逆の両方があり、どちらでも透明を扱えます。Google の資料では、非可逆の WebP は同等の画質(SSIM という指標)で JPEG より 25〜34% 小さくなると説明されています(Google「WebP」)。実際の差は画像によって変わります。

場面ごとの選び方

写真を送る・印刷に出す

JPEG を選びます。ほとんどのソフトや機器で開けます。容量が大きいときは画像の圧縮で小さくします。

透明や、くっきりした文字を残したい

PNG を選びます。ロゴや図、画面の撮影のように、線や文字の形をそのまま保ちたい画像に向きます。

Web ページに載せて軽くしたい

WebP を選ぶと、同じ見た目でも容量を小さくできることがあります。表示や編集に使うソフトが対応しているか、先に確かめます。

提出先が「jpg」と指定している

変換ツールで JPEG を選ぶと .jpg で書き出されます。手元の .jpeg は .jpg に付け替えるだけでも足ります。

Karuzip のブラウザ版ツールで形式を変える

Karuzip は Windows 向けの無料の圧縮・解凍ソフトです。画像の形式変換はアプリではなく、同じサイトのブラウザ版ツール「画像の形式変換」で行います。インストールは不要で、画像とファイル名はアップロードされず、この端末の中だけで処理されます。

  1. 「画像を選ぶ」から、変換したい JPEG・PNG・WebP の画像を選びます(最大 32 枚まで)。
  2. 「形式を変える」の画面で、「書き出す形式」に WebP・JPEG・PNG のどれかを選びます。
  3. 変換の前後が並んで表示されるので、見た目と容量を確かめます。
  4. 1 枚ずつ保存するか、「ZIP にまとめる」でまとめて保存します。元の画像は変更されません。
画像の形式変換ツールの画面。合成の PNG 画像を WebP に変換し、元の画像と変換後の画像を左右に並べている
PNG の画像を WebP に変換した例です。色の変化だけで作った合成画像なので、容量は大きく下がっていますが、実際の写真ではこれほど小さくなりません。

使うときの決まりは次のとおりです。

  • 1 ファイル 16 MiB、合計 32 MiB、32 枚までです。超えた画像は一覧から外れ、理由が表示されます。
  • JPEG には透明がないため、透明な部分は白い背景になります。
  • 書き出す WebP は非可逆です。品質の設定は JPEG と WebP に使われます。
  • 変換して書き出すとき、撮影情報(EXIF)は残りません。
  • HEIC・AVIF・RAW は、現在は処理できません。

形式は変えずに容量だけを減らしたいときは画像の圧縮、縦横の大きさを変えたいときは画像のサイズ変更を使います。ZIP にまとめて送るときの考え方はメールで送るファイルを ZIP に圧縮する方法にあります。

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参照資料

このページの説明は、次の資料と突き合わせて確認しています。

よくある質問

JPG と JPEG は、どちらを使えばよいですか?

JPG と JPEG は、どちらを使えばよいですか?

どちらでも構いません。同じ形式なので、画質は変わりません。ただし提出先が「.jpg で」のように指定している場合は、その書き方に合わせます。

JPEG を JPG に名前変更すると、画質は落ちますか?

JPEG を JPG に名前変更すると、画質は落ちますか?

落ちません。名前の末尾を付け替えるだけで、画像のデータは書き換わりません。.jpg を .jpeg に戻しても同じです。

PNG の名前を .jpg に変えるだけで、JPEG になりますか?

PNG の名前を .jpg に変えるだけで、JPEG になりますか?

なりません。拡張子は名前の一部なので、中身は PNG のままです。ソフトによっては開けなかったり、アップロード先で拒否されたりします。形式を変えるには、画像を書き出し直す変換が必要です。

JPEG は透明にできますか。PNG から変換するとどうなりますか?

JPEG は透明にできますか。PNG から変換するとどうなりますか?

JPEG は透明に対応していません。Karuzip のブラウザ版の変換ツールでは、PNG の透明な部分を白い背景に重ねて JPEG にします。透明を残したいときは PNG か WebP を選びます。

WebP に変換すると、画質は変わりますか?

WebP に変換すると、画質は変わりますか?

変わることがあります。Karuzip のツールが書き出す WebP は非可逆で、品質の設定も使えます。元の画質を完全に保ちたいときは、PNG のまま使うか、元の画像を残しておきます。

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