【2026年実測】解凍ソフト同士を比較 — Karuzip・7-Zip・WinRAR・Lhaplus の速度と圧縮率

更新日: 2026年8月10日 ・ 執筆・計測: Karuzip 開発者(運営者情報

「解凍ソフトを入れるなら、どれを選ぶべきか」を先に決めたい方向けの記事です。定番の 7-Zip、老舗の WinRAR、かつて人気だった Lhaplus、そして Karuzipを、同じデータを同じマシンで測った数字で横並び比較します。この記事では解凍ソフト同士だけを扱い、速度・圧縮率・対応形式・制限まで、勝ち負けを隠さず並べます。

この記事の守備範囲(2 記事の分担): このページは「解凍ソフト同士の横評」——すでに「解凍ソフトを入れる」と決めた方が、どれを選ぶかを判断するための記事です。Windows 11 の標準機能(エクスプローラー・PowerShell・tar)で足りるかを確かめたい場合は「Windows 11 標準機能 vs 解凍ソフトの速度比較(実測)」を見てください。2 記事はデータセットが異なるため、秒数を直接比べることはできません(詳しくはテスト環境と方法論)。
先に正直にお伝えします。 Karuzip は ZIP・7z の圧縮/解凍エンジンに 7-Zip 25.01 をそのまま同梱して呼び出しています。したがって圧縮・解凍の速度と圧縮率はスタンドアロンの 7-Zip とほぼ同じで、この記事の「Karuzip」の数値は 7-Zip エンジンの数値でもあります。Karuzip の価値は速さそのものではなく、日本語 GUI・自動更新・使い勝手にあります(7-Zip との違いはこちら)。以下では、その 7-Zip エンジンが WinRAR・Lhaplus と比べてどうなのかを実測します。

先に結論 — 3 行でまとめると

上の 3 行は v1.0.3(2026年7月10日)の初回計測にもとづく要約です。当時の v1.3.0 での再計測(2026年7月29日・n=5)も完了しており、こちらに掲載しています。再計測ではKaruzip が負けた項目もありました(1,000 ファイルの解凍は WinRAR が2.25秒対2.91秒で上回り、単一の大きなテキストの ZIP 圧縮は WinRAR が約10倍速い)。計測に使ったスクリプト一式は公開しています

比較したソフトとバージョン

ソフトバージョン形態備考
Karuzipv1.0.3(計測時点の版。7-Zip 25.01 エンジン同梱)64bit完全無料・広告なし・日本語 GUI・自動更新
7-Zip25.01(2025-08)64bit無料。Karuzip と同一エンジン
WinRAR7.23(2026)64bit試用は無期限だが本来は有料
Lhaplus1.7.4(2017、最終版)32bit無料。開発は停止

Karuzip

バージョン
v1.0.3(計測時点の版。7-Zip 25.01 エンジン同梱)
形態
64bit
備考
完全無料・広告なし・日本語 GUI・自動更新

7-Zip

バージョン
25.01(2025-08)
形態
64bit
備考
無料。Karuzip と同一エンジン

WinRAR

バージョン
7.23(2026)
形態
64bit
備考
試用は無期限だが本来は有料

Lhaplus

バージョン
1.7.4(2017、最終版)
形態
32bit
備考
無料。開発は停止

テスト環境と方法論

正直な注意書き: これは高性能なマシンでの結果です。CPU のコア数やストレージが違えば絶対値は変わるので、秒数そのものよりソフト間の傾向(倍率・圧縮率の差)を参考にしてください。各ツールともオプション次第で結果は変わります(本計測はすべて既定設定で統一)。

もう一方の記事とデータセットが違います(数字が食い違って見える理由)

当サイトにはもう 1 本の実測記事「Windows 11 標準機能 vs 解凍ソフトの速度比較」があり、そちらでも「1,000 ファイルの ZIP 圧縮」を計測しています。ただし両者は別のデータセットで、秒数を直接比べることはできません

項目このページ(データA)標準機能との比較
ファイル数1,0001,000
1 ファイルあたり各 約370KB各 150〜250KB
合計サイズ378.9MB(378,880,000 bytes)371MB(389,427,154 bytes)
圧縮のしやすさ擬似データ(縮みにくい/ZIP で 111.1MB)擬似ビジネス文書(よく縮む/ZIP で 58.6MB)
計測日2026年7月10日2026年7月3日
Karuzip の ZIP 圧縮時間1.05秒2.27秒

このページ(データA)

ファイル数
1,000
1 ファイルあたり
各 約370KB
合計サイズ
378.9MB(378,880,000 bytes)
圧縮のしやすさ
擬似データ(縮みにくい/ZIP で 111.1MB)
計測日
2026年7月10日
Karuzip の ZIP 圧縮時間
1.05秒

標準機能との比較

ファイル数
1,000
1 ファイルあたり
各 150〜250KB
合計サイズ
371MB(389,427,154 bytes)
圧縮のしやすさ
擬似ビジネス文書(よく縮む/ZIP で 58.6MB)
計測日
2026年7月3日
Karuzip の ZIP 圧縮時間
2.27秒

合計サイズは近いものの、1 ファイルあたりの大きさと中身の圧縮しやすさが違います。よく縮むデータほど圧縮アルゴリズムの探索処理が増えるため時間がかかり、逆に縮みにくいデータは短時間で終わります。生成シード・計測日も別です。したがって「1.05秒」と「2.27秒」は同じ条件の測り直しではなく、別々の実験の値です。各記事の中では常に同一データセット・同一マシンで比較しているので、比較はページ内で完結させてお読みください

計測時点のバージョンについて(再計測は完了しました): 以下のシナリオ1〜3 の数値は、当時の最新版 v1.0.3(7-Zip 25.01 エンジン)による初回計測(2026年7月10日)です。その後 v1.3.0 で再計測を実施し、結果は「v1.3.0 での再計測結果(2026年7月29日)」に掲載しています。旧版の数値も、版を明記したうえでそのまま残しています(削除も上書きもしていません)。

v1.3.0 での再計測結果(2026年7月29日)

初回計測と同一のマシン(AMD Ryzen 9 5950X/32GB RAM/NVMe SSD/Windows 11 Pro 26200)で、当時の Karuzip v1.3.07-Zip 25.01WinRAR 7.23 を測り直しました。各シナリオを 5 回実行(n=5)した中央値です。テストデータの生成スクリプト・計測スクリプト・5 回分の生の計測値GitHub(karuzip-bench)で MIT ライセンスのもと公開しています。

初回計測の秒数と直接比較しないでください。 再計測のテストデータは公開スクリプトで新しく生成し直したものです。ファイル数と合計バイト数(1,000 ファイル/378,880,000 bytes、単一ファイル/209,717,377 bytes)は初回と完全に同じですが、中身は同一ではありません(同じ条件の ZIP が 111.1MB → 122.6MB、209.7MB のテキストが 41.2MB → 44.0MB)。比較は同じ表の中だけで完結させてお読みください。
Lhaplus は今回の再計測では速度を測っていません。 Lhaplus はコマンドラインを持たず、スクリプトから再現可能な計時ができないためです。「測っていない」ことを明記しておきます(下の「Lhaplus はどうか」で述べている 4GB 超の解凍失敗・7z 非対応は、速度ではなく可否の検証結果です)。

再計測シナリオ1: 1,000 ファイル(378,880,000 bytes)を ZIP に圧縮

ソフト時間(中央値・n=5)出来上がり ZIP倍率(最速比)
Karuzip v1.3.0(同梱 7-Zip 25.01 エンジン)2.50秒122.6MB最速(基準)
7-Zip 本体 25.01(同一エンジン)2.51秒122.6MB約1.0倍
WinRAR 7.23(zip 形式)4.14秒129.8MB約1.7倍

378,880,000 bytes1,000 ファイル

Karuzip v1.3.0(同梱 7-Zip 25.01 エンジン)
2.50秒122.6MB / 最速(基準)
7-Zip 本体 25.01(同一エンジン)
2.51秒122.6MB / 約1.0倍
WinRAR 7.23(zip 形式)
4.14秒129.8MB / 約1.7倍

多数の小さなファイルをまとめる場面では、再計測でも 7-Zip エンジン(=Karuzip)が速く、出来上がりも小さい結果でした。ただし差は初回計測の「約4倍」から「約1.7倍」に縮まっています。これはソフトの変化というより、テストデータの中身が変わったためと考えるのが妥当です(同じ表の中でだけ比較してください)。Karuzip と 7-Zip 本体が事実上同着なのは、同一エンジンだからです。

再計測シナリオ2: 同じ ZIP を解凍

ソフト時間(中央値・n=5)倍率(最速比)
WinRAR 7.232.25秒最速(基準)
Karuzip v1.3.0(同梱 7-Zip 25.01 エンジン)2.91秒約1.3倍

378,880,000 bytes1,000 ファイル

WinRAR 7.23
2.25秒最速(基準)
Karuzip v1.3.0(同梱 7-Zip 25.01 エンジン)
2.91秒約1.3倍

正直に書きます。今回の再計測では、解凍は WinRAR のほうが速い結果でした。初回計測では「互角(ともに2.01秒)」でしたが、n=5 で測り直すと 2.25秒 対 2.91秒で WinRAR が上回りました。もっとも 0.66秒差であり、この規模の展開はどちらも体感では一瞬です。

再計測シナリオ3: テキスト 209,717,377 bytes を圧縮 — 速度と圧縮率

ソフト・形式時間(中央値・n=5)出来上がり圧縮率
WinRAR zip 形式1.44秒45.8MB21.8%
WinRAR rar 形式2.51秒43.8MB20.9%
Karuzip(7-Zip エンジン)zip 形式 ※14.79秒44.0MB21.0%
Karuzip(7-Zip エンジン)7z 形式 ※29.27秒38.8MB18.5%

209,717,377 bytesテキスト

WinRAR zip 形式
1.44秒45.8MB / 21.8%
WinRAR rar 形式
2.51秒43.8MB / 20.9%
Karuzip(7-Zip エンジン)zip 形式 ※
14.79秒44.0MB / 21.0%
Karuzip(7-Zip エンジン)7z 形式 ※
29.27秒38.8MB / 18.5%

ここは Karuzip がはっきり負けた項目なので、そのまま公開します。 単一の大きなファイルを ZIP にする場面では、WinRAR が1.44秒に対し Karuzip(7-Zip エンジン)は14.79秒と約10倍の差がつきました。7-Zip エンジンは ZIP の圧縮を 1 ファイルにつき 1 スレッドで行うため、ファイルが 1 つしかない場面では 16 コアを活かせないのが理由です。出来上がりサイズも、WinRAR の rar 形式(43.8MB)が Karuzip の zip(44.0MB)よりわずかに小さくなりました。Karuzip が明確に優位なのは 7z 形式(38.8MB)で、その代わり時間はかかります。

※ Karuzip v1.3.0 は、単一ファイル・16MiB〜4GiB・すでに圧縮済みでない・パスワードなし・圧縮レベル自動の条件がすべて揃うと、アプリ本体(GUI)内の並列 deflate で ZIP を作ります。この経路はコマンドラインから呼び出せないため、上表の Karuzip 行は同梱 7-Zip エンジンの値であり、v1.3.0 の GUI で圧縮したときの値ではありません。GUI 経路の再現可能な計測は今後の課題です。なお、多数のファイルをまとめる場面(シナリオ1・2)は上記の条件に当たらないため、GUI でも同梱 7-Zip エンジンが担当します。


ここから下は、v1.0.3(2026年7月10日)の初回計測です。上書きせず、版を明記したうえでそのまま残しています。

シナリオ1: 1,000 ファイル(378.9MB)を ZIP に圧縮(v1.0.3・2026年7月10日の初回計測)

「フォルダごと ZIP にして送る」——最も日常的な使い方です。多数の小さなファイルを扱う場面は 7-Zip エンジンが並列処理で強く、ここが最も差の付いた項目でした。

ソフト時間(中央値)出来上がり ZIP倍率(最速比)
Karuzip(7-Zip 25.01 エンジン)1.05秒111.1MB最速(基準)
WinRAR 7.23(zip 形式)4.01秒111.6MB約3.8倍

378,880,000 bytes1,000 ファイル

Karuzip(7-Zip 25.01 エンジン)
1.05秒111.1MB / 最速(基準)
WinRAR 7.23(zip 形式)
4.01秒111.6MB / 約3.8倍
ZIP 圧縮時間(1,000 ファイル・378.9MB/短いほど速い) Karuzip 1.05秒 WinRAR 4.01秒
多数の小さなファイルの圧縮は 7-Zip エンジン(=Karuzip)の得意分野。出来上がりもわずかに小さい。

シナリオ2: 同じ ZIP を解凍(v1.0.3・2026年7月10日の初回計測)

シナリオ1で作った ZIP を空フォルダへ展開しました。

ソフト時間(中央値)結果
Karuzip(7-Zip 25.01 エンジン)2.01秒互角
WinRAR 7.232.01秒互角

378,880,000 bytes同じ ZIP

Karuzip(7-Zip 25.01 エンジン)
2.01秒互角
WinRAR 7.23
2.01秒互角

解凍は両者ほぼ互角でした。正直なところ、この規模の ZIP 展開はどちらも一瞬で、体感差はありません。

シナリオ3: 文書・ソースコード(209.7MB)を ZIP に圧縮 — 圧縮率で差(v1.0.3・2026年7月10日の初回計測)

圧縮の効くデータ(ログ・文書・ソースコード風のテキスト)を ZIP にした場合です。速度はほぼ同じでも、出来上がりのサイズに差が出ました。

ソフト・形式時間(中央値)出来上がり圧縮率
Karuzip(7-Zip)zip 形式2.01秒41.2MB19.6%
WinRAR zip 形式2.01秒46.6MB22.2%
WinRAR rar 形式(本来の強み)2.01秒41.4MB19.7%
Karuzip(7-Zip)7z 形式約62秒34.1MB16.3%

209,717,377 bytes文書・ソースコード

Karuzip(7-Zip)zip 形式
2.01秒41.2MB / 19.6%
WinRAR zip 形式
2.01秒46.6MB / 22.2%
WinRAR rar 形式(本来の強み)
2.01秒41.4MB / 19.7%
Karuzip(7-Zip)7z 形式
約62秒34.1MB / 16.3%

同じ ZIP 形式でも、Karuzip(7-Zip エンジン)は 41.2MB、WinRAR は 46.6MB で、Karuzip の方が約12%小さくなりました。しかも Karuzip の ZIP(41.2MB)は、WinRAR が本来の得意形式である RAR で圧縮した結果(41.4MB)よりわずかに小さいという結果です。もっと縮めたい場合は 7z 形式で 34.1MB まで下げられますが、その分だけ時間はかかります(時間と圧縮率のトレードオフ)。

Lhaplus はどうか — 4GB の壁と 7z 非対応を実測

Lhaplus は導入が簡単で長く親しまれてきたソフトですが、最終版 1.7.4 は 2017年公開で、32bit のまま更新が止まっています。その影響を実測しました。

「今すぐ壊れる」わけではありませんが、4GB 超のファイルや 7z 形式が当たり前になった現在、新規に選ぶ理由は乏しくなっています。乗り換え先の候補はLhaplus の代替ソフトで整理しています。

機能・対応の総合比較

項目Karuzip7-Zip 25.01WinRAR 7.23Lhaplus 1.7.4
料金無料無料有料(試用は無期限)無料
広告・バンドルなしなしなしなし
日本語 GUI△(有志の言語ファイル)
ビット数 / 4GB 超64bit / ○64bit / ○64bit / ○32bit / ✕(実測で失敗)
7z 形式の作成・解凍
RAR の作成✕(解凍のみ)✕(解凍のみ)○(唯一)✕(解凍のみ)
パスワード付き ZIP 作成△(従来型 ZipCrypto)○(AES-256)○(AES-256)△(従来型 ZipCrypto)
自動更新○(v1.0.2〜)✕(手動)✕(手動)✕(開発停止)
最終更新2026年2025年2026年2017年

Karuzip

料金
無料
広告・バンドル
なし
日本語 GUI
ビット数 / 4GB 超
64bit / ○
7z 形式の作成・解凍
RAR の作成
✕(解凍のみ)
パスワード付き ZIP 作成
△(従来型 ZipCrypto)
自動更新
○(v1.0.2〜)
最終更新
2026年

7-Zip 25.01

料金
無料
広告・バンドル
なし
日本語 GUI
△(有志の言語ファイル)
ビット数 / 4GB 超
64bit / ○
7z 形式の作成・解凍
RAR の作成
✕(解凍のみ)
パスワード付き ZIP 作成
○(AES-256)
自動更新
✕(手動)
最終更新
2025年

WinRAR 7.23

料金
有料(試用は無期限)
広告・バンドル
なし
日本語 GUI
ビット数 / 4GB 超
64bit / ○
7z 形式の作成・解凍
RAR の作成
○(唯一)
パスワード付き ZIP 作成
○(AES-256)
自動更新
✕(手動)
最終更新
2026年

Lhaplus 1.7.4

料金
無料
広告・バンドル
なし
日本語 GUI
ビット数 / 4GB 超
32bit / ✕(実測で失敗)
7z 形式の作成・解凍
RAR の作成
✕(解凍のみ)
パスワード付き ZIP 作成
△(従来型 ZipCrypto)
自動更新
✕(開発停止)
最終更新
2017年

○×はあくまで代表的な観点での整理です。「日本語 GUI」の 7-Zip △は、本体は英語で有志の言語ファイルを追加する形のためです。

正直な注意(巨大な単一ファイルについて): 7-Zip エンジンは ZIP の圧縮を1ファイルごとに単スレッドで行うため、単一の大きなファイル 1 つだけを ZIP 化するような場面では、専用実装の WinRAR の方が短時間で終わります。2026年7月29日の再計測では、209.7MB のテキスト 1 ファイルの ZIP 圧縮に WinRAR が1.44秒、Karuzip(7-Zip エンジン)が14.79秒と約10倍の差がつきました再計測シナリオ3)。一方で、日常的に多い「フォルダごと・複数ファイルの圧縮」では上表のとおり Karuzip(7-Zip エンジン)が優位です。単一の巨大ファイルの詳しい挙動はWindows 11 標準機能 vs 解凍ソフトの速度比較でも扱っています(別データセットのため秒数の直接比較は不可)。

どれを選ぶべきか — 実測を踏まえた正直なおすすめ

Karuzip は完全無料の解凍・圧縮ソフトです(現在の最新版は v2.2.1。7-Zip を主エンジンに unar・自製エンジンを併用し、ZIP・7z の圧縮/解凍は引き続き 7-Zip エンジンが担当します。広告・バンドル・テレメトリなし、インストーラ 11.77MB、Windows 10/11 の 64bit 対応、RAR は解凍のみ、v1.0.2 以降は自動更新対応)。コマンドを覚えなくても、上記の速度と圧縮率を日本語 GUI の日常操作で使えます。バージョンごとの変更点は更新履歴で公開しています。

よくある質問

Q. Karuzip と 7-Zip は速度や圧縮率が違いますか?

ほぼ同じです。Karuzip は ZIP・7z の圧縮/解凍に 7-Zip 25.01 のエンジンをそのまま同梱して呼び出しているため、速度と圧縮率はスタンドアロンの 7-Zip と同等になります。違いは速さではなく、日本語 GUI・自動更新・進捗表示・パスワード入力の扱いやすさです(7-Zip との詳しい比較)。

Q. 多数のファイルをまとめて圧縮するとき、Karuzip は WinRAR より速いですか?

今回の実測では速い結果でした。v1.0.3 での初回計測(2026年7月10日)では、1,000ファイル(378.9MB)の ZIP 圧縮は Karuzip 約1.05秒に対し WinRAR 約4.01秒で、約4倍の差。出来上がりの ZIP も Karuzip 111.1MB に対し WinRAR 111.6MB とわずかに小さくなりました。v1.3.0 での再計測(2026年7月29日・n=5)でも Karuzip 2.50秒に対し WinRAR 4.14秒で Karuzip が速い結果でしたが、差は約1.7倍に縮まっています。ただし、まとめる対象が単一の大きなファイル 1 つだけの場合は逆転し、再計測では WinRAR 1.44秒に対し Karuzip 14.79秒と WinRAR が約10倍速い結果でした。

Q. Lhaplus はまだ使えますか?4GB を超えるファイルは扱えますか?

Lhaplus は 2017年公開の 1.7.4 が最終版で、32bit のまま更新が止まっています。4GB を超えるファイルを含む ZIP の解凍を実測したところ、進捗が約92%まで進んだ後にファイルが取り出されず失敗しました。4GB 超や 7z 形式に非対応で、セキュリティ更新も止まっているため、新規利用は 64bit で更新の続くソフトへの乗り換えをおすすめします。

Q. この計測はどの PC でも同じ結果になりますか?

同じにはなりません。今回は Ryzen 9 5950X・32GB RAM・NVMe SSD での計測で、CPU のコア数やストレージ速度が違えば絶対値は変わります。個々の秒数より、ソフト間の傾向(倍率・圧縮率の差)の参考としてご覧ください。なお、テストデータの生成スクリプトと計測スクリプトは MIT ライセンスで公開しているため、お手元の PC で同じ手順を追試できます。

データと比較対象の参照元

Karuzip を無料ダウンロード
完全無料・広告なし・11.77MB(v2.2.1/Windows 10/11 対応)|機能の詳細はトップページ
Karuzip は Windows 10 / 11 専用ですダウンロードは Windows PC でこのページを開いてください。