圧縮・アーカイブ · FORMAT GUIDE

TGZ(tar.gz)ファイルとは?Windowsで開く・解凍する方法

TGZ(.tgz)は、.tar.gzを短く書いた拡張子です。Windowsでは外側のGZIPを開くと内側のTARが現れる二層書庫なので、KaruzipではTARを取り出してもう一度開く手順になります。

最終更新: 2026年9月12日 · 執筆・検証: Karuzip 開発チーム
確認環境: Windows 11、Karuzip v1.3.0と同じ同梱エンジン(7-Zip 25.01)、Node.js 24

先に結論

.TGZ は Karuzip で内容を確認し、解凍できます。 .TGZ は閲覧・解凍の対象です。Karuzip から同じ形式を新規作成する機能はありません。 検証範囲は「実機検証済み」です。

複数ファイルは、先に TAR へまとめる

作成の概念図です。Karuzip では TAR 作成と GZIP 圧縮を別の操作で行います。GZIP・BZIP2・XZ に複数ファイルを直接渡すことはできません。

  1. 複数の元ファイル

    文書やフォルダーを選ぶ。

  2. ひとつの TAR

    TAR はファイルをひとつにまとめる。

  3. TAR を圧縮

    GZIP なら .tar.gz に。BZIP2 / XZ も単一入力。

tar.gzとTGZが二層になっている理由

TARは複数のファイル、ディレクトリ、時刻などを一つの連続データへまとめる形式です。TAR自体は圧縮を目的としないため、その外側をGZIPで圧縮したものが .tar.gz です。.tgzは同じ構造を短い拡張子で表します。

GZ単体は、通常は一つのデータストリームを圧縮します。tar.gzやtgzは内側にTARがあるため、解凍後に複数のファイルやフォルダーが現れます。GZとTGZを同じ形式として説明すると、取り出した後の結果を誤解しやすくなります。

Microsoftは、Windowsに含まれるtarコマンドで .tar.gz の作成、一覧表示、展開ができると案内しています。実際の解凍手順、Linuxのtar -xzf、解凍前の一覧、安全確認は独立した実用ガイドで扱います。

KaruzipでTGZの二層を確認する3ステップ

  1. 1

    拡張子が .tar.gz または .tgz か確認する

    ファイル名を変更して形式を変えず、ダウンロードが完了した元ファイルを用意します。.gzだけの場合は単一GZIPの可能性があります。

  2. 2

    TGZを開き、外側GZIPからTARを取り出す

    ドラッグ&ドロップすると内側のTARが一件表示されます。[すべて解凍]でTARを別フォルダーへ取り出し、元のTGZは確認が終わるまで残します。

  3. 3

    取り出したTARを開いて中身を解凍する

    TARをKaruzipでもう一度開くと、内部のファイルとフォルダーを一覧できます。必要な項目または全体を保存先へ解凍します。

解凍前に見える中身とWindowsでの違い

一覧では、TARに保存されたファイル名、ディレクトリ階層、サイズ、更新日時を確認できます。Linux向けのソースコード、設定ファイル、実行ファイルが一組で入っている配布物によく使われます。

TARにはUnix系の所有者、権限、シンボリックリンクなどが記録される場合があります。Windows上へ通常のファイルとして取り出したとき、これらの属性が元環境と同じ意味で再現されるとは限りません。

中身を取り出すことと、ソフトをWindowsへインストールすることは別です。Linux向けバイナリやシェルスクリプトは、解凍できてもWindowsで実行できない場合があります。

.TGZ は閲覧・解凍の対象です。Karuzip から同じ形式を新規作成する機能はありません。

.TGZを扱う目的と完了の確かめ方

TARなどに格納されたディレクトリ構成を取り出す

最初に見るもの外側の圧縮方式と内側のコンテナを確認します。TAR自体はファイルを束ねる形式で、圧縮とは別の役割です。
取り出した後の確認必要なファイルと階層を取り出し、件数・サイズ・内容を確認すること。
同形式の新規作成この拡張子での新規作成には対応していません。必要なファイルを別の対応形式へまとめる場合は、用途を確認してZIPなどを選びます。
操作の境界入れ子の層が残る場合はそのファイルを別入力として確認します。Unixの権限やリンクをWindowsで完全再現するとは限りません。

この形式は代表標本を用いた過去のWindows実機確認があります。ページ内の確認日・環境を参照してください。

.TGZをCLIで確認する例

操作名と引数はKaruzip 2.2.3開発候補の実装に照合しています。2.2.3の正式公開を示すものではなく、現在の公式配布は2.2.1です。CLIは公式サイト版に同梱され、Microsoft Store版には含まれません。

karuzip-cli --json archive.inspect --archive ".\sample.tgz"
karuzip-cli --json archive.list --archive ".\sample.tgz" --max-entries 20
karuzip-cli --json archive.test --archive ".\sample.tgz"
karuzip-cli --json archive.extract --archive ".\sample.tgz" --destination ".\output-tgz" --conflict-policy skip

sample.tgzは手元の入力ファイル名に置き換えます。 --max-entries 20は一覧の表示件数です。全体の内容が20件以下という意味ではありません。 保存先の親フォルダーは先に作成します。最後の新しい子フォルダーは解凍時に作られます。

操作の詳細はKaruzip CLIの6操作とJSON結果、Agentから呼ぶ流れはCodexで確認から解凍まで進める例で確認できます。処理を続ける前に結果と終了コードを読み、失敗した操作を無条件で繰り返しません。

2.2.3候補のCLI基本操作は公開ログで対象と結果を確認できます。このページの形式全体・すべての変種を新しく実測したという意味ではありません。旧画面は記載された版の記録として残しています。 対象サンプルとCLI実行ログ

tar.gz・TGZをWindowsで扱うときの注意

外側のGZIPだけを展開して拡張子のない大きなファイルが出た場合は、その中身がTARである可能性があります。対応ソフトで内側のTARをもう一度開くか、最初から二層を扱える方法で展開します。

tar.gzとtgzの形式自体には一般的なパスワード機能がありません。パスワードを求められた場合は別形式、暗号化された内包ファイル、配布手順を確認してください。

Unix系の絶対パス、シンボリックリンク、同名ファイルを含む書庫は、Windows上で同じ構造を再現できないことがあります。重要な環境を復元する用途では、作成元OSの手順も確認してください。

Karuzip v1.3.0はtar.gzとtgzの解凍に対応しますが、同形式の新規作成は行いません。作成が必要な場合はWindowsのtarコマンドまたはUnix系のtarを利用できます。

大切な区別: Karuzip の「開く」は、書庫やコンテナの中を一覧表示してファイルを取り出すことです。作成元アプリでの閲覧・編集・実行とは異なります。

.TGZ の対応状況

登録名TGZ 圧縮ファイル
分類圧縮・アーカイブ
内部形式GZIP 圧縮された TAR
認識方法拡張子に加えて実体のコンテナ構造を確認
Karuzip で解凍対応
同形式の新規作成非対応
検証範囲実機検証済み|実際の Windows 環境と代表的なファイルで、一覧表示と解凍を確認しています。

tar.gz・TGZについてよくある質問

TGZとtar.gzは同じファイル形式ですか?

同じ構造です。どちらもTARで複数の項目をまとめ、その外側をGZIPで圧縮しています。.tgzは .tar.gzを短く表した拡張子です。

TGZとGZは何が違いますか?

GZは通常、一つのデータストリームを圧縮します。TGZは内側にTARがあるため、解凍すると複数のファイルやフォルダーが取り出されます。

Windowsの標準機能でtar.gzを解凍できますか?

Windowsに含まれるtarコマンドで展開できます。コマンドプロンプトやPowerShellで tar -xf archive.tar.gz を実行します。中身を画面で確認して選択解凍したい場合はKaruzipを使えます。

KaruzipはTGZを一度の操作で解凍できますか?

いいえ。2026年8月1日にKaruzip v1.3.0相当で固定TGZを確認したところ、最初の解凍でTAR一件が出ました。そのTARをもう一度開くと内部のファイルを一覧・解凍できます。

TGZを解凍したファイルはWindowsで使えますか?

ファイルの種類によります。文書や画像は対応アプリで開けますが、Linux向けの実行ファイル、権限、シンボリックリンクはWindowsで同じように使えない場合があります。

Karuzipでtar.gzやTGZを作成できますか?

作成できません。Karuzip v1.3.0はtar.gzとtgzの閲覧・解凍に対応します。作成する場合はWindowsに含まれるtarコマンドなどを利用してください。

Karuzip で確認した条件

確認日
2026-08-01
環境
Windows 11、Karuzip v1.3.0と同じ同梱エンジン(7-Zip 25.01)、Node.js 24
標本
固定POSIX ustar 8,704 BをGZIP圧縮したTGZ 614 B。.tar.gz同一コピー、外層末尾欠損、内層header破損、本文1 byte変更、.zip改名コピーも生成
確認項目
GZIP magic、ustar magic、10 header checksum、TGZ/.tar.gzのバイト一致、外層一覧・テスト・解凍、内側TARとのSHA-256一致、内層5ファイルの一覧・テスト・全体/選択解凍、破損層の切り分け

固定TGZの直接一覧・解凍は内側TAR一件だった。TARをもう一度開くと5ファイル・5ディレクトリを確認でき、選択一件は全体解凍側とSHA-256が一致した。Unixのmode、所有者、リンクがWindows上で同じ意味になることは保証しません。

根拠と更新方針

形式の説明と Karuzip の対応範囲を混同しないよう、外部の形式資料と製品側の検証結果を分けて示しています。

  • Using gzip and bzip2 | GNU tar ManualGNU 公式マニュアルTARをGZIPで圧縮して .tar.gzを作る二層構造、gzipオプションを使った作成と展開。
  • Windows での tar | Microsoft LearnMicrosoft 公式仕様・技術資料Windows付属のtarで .tar.gzを作成、一覧表示、展開できることと、tar -xf / tar -tfの例。
  • GNU gzip ManualGNU 公式マニュアルGZIPがファイルストリームを圧縮し、TARと組み合わせて複数項目を扱う考え方。
  • Karuzip の対応根拠320 形式の対応数・検証レベル・数え方
  • このページの検証表示実機検証済み。対応状況が変わった場合は、登録表と同時にページを再生成します。

.TGZ の中身を、まず確認。

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